VOL.60 広報ブログ 〜課題研究発表会、終了!〜
こんにちは、狭工 広報部です
子どもの頃は天気予報が雪だとすごく嬉しかったのに…いつからでしょう、
雨に変わってくれ〜と願うようになったのは。
さて!
狭工は24日(金) に機械科・電子機械科が、27日(月) に電気科が課題研究発表会を行いました
狭工の課題研究発表会は、学科によって会場や発表のスタイルが少々異なります
各学科少しずつですが、会場&発表の様子をご覧ください
機械科発表
機械科は、本校の「工業基礎室」で実施!
2年生は会場で、1年生はリモートで教室から発表を聞きます
↓ 会場の様子(先生もたくさん来ました
)
会場や廊下には作品を展示してあるので、どんなものを作ったのか実際に見ることができます
↓ 鋳造班の作品
↓ このQRホントに読めるので、お試しあれ
↓ 鍛金班の作品
↓ ん?なんか気になるものを発見…
舞踏会に参加するのかっ!?(いや芸術作品か!)
前回取材した時に大詰めだった「雪平鍋」や「ランプシェード」も完成してました!
発表は、各班パワポと資料をつくり、
目的・目標から、製作過程、自己採点や反省などをまとめていきます
↓ ひとりずつ担当箇所を説明
↓ 各班パワポもこだわっていました
↓ WEC班の大会動画にみんな興味津々!
設計や計画をもっとしっかりしておけば…とか、思った通りの作品に出来なかったとか、
反省点もたくさんありましたが、それがまたいい経験なのです
右も左もわからなかった1年生から3年間で大きく成長した姿、しっかり見させていただきました
機械科のみなさん、お疲れ様でした
電気科発表
電気科は「各実習室」にて実施
発表する人と他班の発表を聞く人に分かれて、時間ごとに全ての班をまわるスタイル
製作班(WEC)班の発表から
↓ 車体の部品や仕組みなどについて解説中
完成したのは大会前日の夜だったとか!
普段、電気科ではやらないような金属加工の苦労や、レース本番の大変さも話してくれました
↓ 違う班の生徒が笑顔で試乗体験〜
↓ マイコン制御班の発表はPC画面を使って説明
↓ これがデジタル時計
24時間表示と秒数カウントができます
↓ Nゲージは車輌総出でお出迎えでした
↓ UFOキャッチャー班は当初の構想を熱弁!
↓ みんなに(仮想)体験してもらう!
※出来てないところは手動で補います
「ここがこうなるはずだった!」とか言いながら…とりあえずみんな楽しそう
↓ LEGOロボット班は動画を作って発表
1年間で何と6体のロボットを作ったのだとか
この発表で階段をのぼったり、ブロックを仕分けする実演をする予定でしたが…
ロボたちが緊張してるのか上手くいかず
↓ 午後発表に向けて調整中!
午後は上手くいくかな⁉
※ご機嫌ナナメのロボたちの様子はInstagramで動画アップ予定
↓ オーディオ班は各種音の違いを実演
相変わらずいい音〜
↓ 校長先生も感動してました~
電気科のみんなは他の班の作品に興味津々、前のめりで聞いてる姿が印象的でした
うまくいかなくても諦めない前向きさと、自分の作品を紹介するその笑顔に、元気もらいました
電気科のみなさん、お疲れ様でした
電子機械科
電子機械科は毎年「狭山市民会館(小ホール)」を貸し切って発表会を行っています
会場には電子機械科の2年生と、3年生の保護者の方をご招待
↓ 受付では来場者にイベント班の『狭紅茶』もお配りしました
ずっしり重い会場の扉を開くと…
↓ 緊張感の中、狭工生たち奮闘中!
↓ 専門的な内容もわかりやすく説明しています
↓ WEC班は人力車を漕ぎながら説明
↓ お、やっと出番か…!
↓ 汗だく&息切れしながら、練習の大切さを語る
↓ イベント班の ”びよ~~ん” こと、美味しい紅茶の淹れ方の実演も大成功
ナイスパフォーマンスでした
全ての班の発表終了後は質疑応答&指導講評!
↓ 2年生の質問に各班の担当が答えます
講評はイベント班でお世話になっている企業の方々からいただきました!
大きな舞台で、たくさんの人を前でお話をすることなんて、そうそうあるものではありません
自分たちの研究を堂々と話せる狭工生の姿は本当に素晴らしかったです
電子機械科のみなさん、お疲れ様でした
狭工生たちの3年間の集大成、いかがでしたか?
最後に、ある生徒の課題研究レポートに書かれていた言葉を紹介させてください
レポートには、課題研究に取り組む中での彼の気持ちの変化が細かく書かれていました。
時間が経つにつれて、最初に自分たちが感じていた「出来るだろう」という自信が崩れていき
本当に出来るのかという不安、他班と比べて焦りを感じ、仲間ともぶつかったこと
自分たちの甘えに気付いてからは、難しさや厳しさが力になったこと
窮地に立たされ時に、やっと真のチームワークを感じられたこと
ただつくるだけが ”ものづくり” ではないということ
狭工での学びを通して、こんなふうに感じてくれる生徒がいること、本当に誇らしく思います
基礎知識の習得から始まり、0からのスタート、
1から資料・資材集め、設計図の作成、
失敗で終わる実験、
正しい知識を身につけてからの成功、
仲間との話し合い、意見の食い違いが起きるなど、
全てがものづくりにおいて欠かせない知識だ。
ものづくりは厳しい、難しい、
しかし、それに比例する達成感が私は好きだ。
(課題研究レポート 結論 まとめ 感想 より抜粋)
↓ 狭工公式Instagram
※ 作品動画アップしています!