VOL.44 広報ブログ 〜平和の祈りも ”ものづくり” 〜
こんにちは、狭工 広報部です
冬用のお布団を出そうか~もう少し我慢しようか~
悩む季節になりましたね!
そんな肌寒くも日中はぽかぽか陽気で、お出掛けには最高のこの時期に、
狭工2学年は広島・大阪方面へ修学旅行〜
荷物も送ったので、あとは11月17日 (日)の出発を待つのみです
楽しい思い出いっぱい作っておいでね〜
さて、その修学旅行の1ヶ月程前から旅行係の狭工生たちが作業をしていることがありました
それは、広島県の平和記念公園「原爆の子の像」に奉納するための 千羽鶴作り
ただ、 全員で1羽ずつ折り紙で鶴を折るだけではなく、何かちょっと工夫をしたい…!
ということで、
話し合いの結果、「千羽鶴ボード」なるものを作ることになりました
これは、ベースとなる絵の上に「レジン」という透明な樹脂で作った立体的な鶴をくっつけて、
1つのボードにする、というもの
今回は、その「千羽鶴ボード」作成の様子をお伝えしようと思います
まず、事前準備として必要なのは
・ベースとなる絵を描くこと
・「レジン」を使った鶴の試作
絵は狭工生にお任せし、
試作は2学年の先生方が引き受けます!
レジンの量や固め具合、色味の調整など試行錯誤…最もバランスの良い配合を導き出しました
↓ 原爆ドームの絵、上手~
↓ 大量の鶴も完成
これらを元に、旅行係がデザインを考えます!
↓ このボードを使います
↓ デザイン考え中…こんな感じかなぁ?
↓ 他の旅行係は、レジンで作った大量の鶴の「バリ取り」に大忙し
「バリ」とは、作ったときに出来てしまう、でっぱりやギザギザなどの部分のこと。
こちらを取って、きれいな鶴に仕上げます
↓ 「バリ取り」Before
レジンがはみ出て固まってます
↓ 「バリ取り」After
キレイな折り鶴になりました~
デザインの案も決まり、必要な量の鶴を再生産して、いよいよボード作成へ…!
この日は大きな机がある化学室で作業します
↓ 手前の机で鶴の生産&バリ取り
↓ 奥ではボードに鶴をくっつけ中
そして、約1カ月をかけて完成させた「千羽鶴ボード」がコチラ
↓ たくさんの鶴が飛んでいます
↓ 原爆ドームともマッチしてます
平和記念公園へ訪れるのは修学旅行2日目!
広島の原爆ドームに、狭工生みんなの ”平和の祈り” が届きますように…
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