令和7年度 校長だより
令和7年度修了式 校長講話
皆さん、おはようございます。
いよいよこの一年間の締めくくり、令和7年度の修了式を迎えました。
皆さんは一年間本当によく頑張ってくれました。この一年を振り返れば、1年生は高校生活に慣れ、専門科目の基礎を懸命に学びました。2年生は、実習などを通して専門性を深め、資格取得にも果敢に挑戦しました。ここに集まった皆さんの様子を拝見し、この一年の努力と成長が確かに刻まれていると感じます。
その成長は、皆さんのたゆまぬ努力に加え、先生方の熱心な指導、ご家庭や地域の皆様の温かいご支援あってこそです。この場をお借りし、全ての皆様に心より感謝申し上げます。皆さんもぜひ、周囲への感謝の気持ちを忘れないでください。
社会は今、かつてないスピードで変化しています。AI、IoT、ロボット、環境エネルギーなど、新たな技術が次々と生まれ、私たちの生活や産業を大きく変えています。
このような時代だからこそ、狭山工業高校で学ぶ「ものづくり」の専門的な知識と技術、そして「創造する力」が、ますます重要になります。単に指示されたものを作るだけでなく、自ら課題を見つけ、解決策を考え、新しい価値を生み出す技術者が求められているのです。
ここで、皆さんが学んでいる技術が、どのように社会に貢献し、人々の可能性を広げているのか、二つの例を挙げましょう。
一つ目は、皆さんもよく知る「ドローン」です。ドローンは、すでに様々な場面で活躍しています。災害現場での状況確認や救助活動、農薬散布やインフラ点検、さらには物流にも活用され始めています。
しかし一方で、残念ながらウクライナや中東などで起きる紛争では、安価な兵器としてドローンが使用されています。2学期の終業式でもお話しした通り、コンピュータやGPSといった科学技術は、常に戦争や軍事に深く関わってきた歴史があります。ドローンやAIなども、同じ道を辿ろうとしているのではないかと危惧しています。
本校と同じく技術者を育てる学校には、「技術者たる前に人間たれ」「技術は人なり」という教育理念を示すところがあります。これは、技術者は専門知識だけでなく、倫理観や社会性を備え、技術を通じて社会に貢献すべきだという意味です。私はこの考えに強く共感します。狭山工業高校で科学技術を学び、ものづくりに取り組む皆さんには、常に「正しく科学技術を活用する」こと、「正しく道具を使う」ことを心がけてほしい。そうすることで、皆さんが社会に貢献できる人間に成長してくれることを期待します。
二つ目は、冬季パラリンピックの競技用具です。先日、日本勢のメダルラッシュで盛り上がったオリンピックに続き、3月にはパラリンピックも行われました。様々な障害のあるアスリートたちが創意工夫を凝らし限界に挑む姿は、私たちに大きな感動を与えてくれます。
皆さんは、ゲレンデを猛スピードで座って滑るチェアスキーや、視覚障害のある選手が使う雪上用のガイドシステムなど、最新技術が詰まった用具を知っていますか?
これらの競技用具は、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、最新の材料工学、ロボット工学、メカトロニクスといった様々な技術を結集して開発されています。軽量で強度のある素材、空気抵抗を極限まで減らしたデザイン、体格に合わせてカスタマイズされた精密なメカニズム、雪上での滑走を支えるブレードの設計など、まさに技術の結晶です。
これらの道具は、障害を持つ選手たちが、自身の限界を超え、夢を実現するための大きな「翼」となっています。
技術は、人の可能性を広げ、より豊かな社会を築くために役立つのです。
皆さんが狭山工業高校で培い、これからも培う知識や技術は、人の可能性を広げ、豊かな社会を築く大きな力となるでしょう。
この技術の無限の可能性を信じ、失敗を恐れず様々なことに挑戦し、仲間と協力しながら新しい未来を切り拓いていってください。皆さんの可能性は無限大です。
さて、2年生の皆さんは来年度「課題研究」という授業を受けることになります。
1年生の皆さんも、来年度は上級生となり、先輩たちの取り組みから多くの刺激を受けることでしょう。
これまでの先輩たちのテーマも素晴らしいですが、ぜひ皆さんには、自ら課題を見つけ、解決策を考え、新しい価値を生み出すことに挑戦してほしいと思います。皆さんがこれまで身につけてきた技術や知識で解決できそうな課題は、身近なところ、皆さんの周りにもたくさんあります。校内だけでなく、本校周辺の地域の方々にも喜んでもらえる、そんな課題解決につながるようなテーマにもぜひ取り組んでもらいたいと思います。実は、近隣の特別支援学校からも狭工生の知識や技術力を期待してリクエストが来ています。そうしたリクエストに応えてくれる生徒が出てきてくれることを、私は心から願っています。
そして、明日から春休みが始まります。
この春休みを有意義に過ごし、新年度に向けて心身ともにリフレッシュしてください。
そのためにも、いくつか心に留めておいてほしいことがあります。
まずは健康管理です。規則正しい生活を心がけ、体調を崩さないようにしてください。
次に安全についてです。交通事故、SNSでのトラブル、予期せぬ災害など、危険は身近に潜んでいます。常に「もしも」を意識し、安全な行動を心がけてください。
そして、新学年でどのような目標を持ち、何を学びたいか、ぜひ考えてみてください。
新しい学びへの準備をしっかり行い、皆さんの可能性をさらに広げるための春休みにしてください。新年度4月8日の始業式で、元気にお会いできることを楽しみにしています。
サヤマ・ジョブマーケット開催
本日、本校において「サヤマ・ジョブマーケット」が行われました。狭山市と協力し、市内企業の優れた製品や技術を知る機会として、本校をはじめ、市内にある高校の進路活動に生かしてもらうよう、企画されました。
午前中は本校の1・2年生全員が、午後からは市内の県立高校(狭山緑葉、狭山経済、狭山清陵、狭山特別支援学校清陵分校)の生徒さんや進路担当の先生方が、25社のうち3社の企業説明を聞き、その後、希望者はさらに別の企業説明を聞く機会を設けました。参加した本校生徒、市内の県立高校生は、皆さん真剣に企業の方からの説明を熱心に聞いていました。
令和7年度 第62回卒業証書授与式 式辞
式 辞
寒さの中にも、春の息吹が感じられる今日の佳き日に、埼玉県立狭山工業高等学校第62回卒業証書授与式を挙行できますこと、誠に喜ばしく、厚く御礼申し上げます。
ご多忙の中、ご臨席賜りましたご来賓の皆様には、心より御礼申し上げます。
第62回卒業生の皆さん、本日はご卒業誠におめでとうございます。皆さんが本校で過ごした3年間は、決して平坦な道のりばかりではなかったことでしょう。しかし、今日こうして卒業の日を迎えられた皆さんの顔には、それぞれの努力と成長の証が輝いています。心から祝福し、そして、これまでの皆さんの努力と精進を労いたいと思います。
皆さんが本校に入学した時のことを思い出してください。新型コロナウイルスが世界中にまだ大きな影響を与えていた令和5年4月10日、当時の校長先生は、皆さんにいくつかの言葉を贈られていました。
「18歳成人を迎える社会人として、しっかり自覚をもって一日一日を大切に送ってほしい」。
そして、「自分の将来像を心にきちんと描いてほしい」。
さらに、「悩みやつらい気持ちに負けてはいけない」と。
そして、皆さんの学年が掲げた目標は、「社会のレギュラーになれ!!」でした。入学時からの校長先生の言葉、そしてこの学年目標を胸に、皆さんはこの3年間、本当によく頑張ってくれました。
日々の学習や部活動、委員会活動に真摯に取り組み、社会人としての自覚を育んできました。専門的な学びを通して、将来の目標をより具体的に描けるようになった人も多いでしょう。そして、時には仲間と励まし合い、時には先生方のサポートを受けながら、様々な困難を乗り越え、精神的な強さも身につけてくれました。皆さんがこの三年間で培った力は、今後の人生の大きな支えとなるはずです。
本校の校訓は、皆さんもよくご存じの通り「誠実、創造、不屈、和楽」の四つの言葉です。皆さんは日々の学習や学校生活の中で、この校訓を実践し、「ものづくり」を通して専門性を高める中で、卒業後の社会で活躍するための確かな力を身につけ、人間として大きく成長してくれたと確信しています。
さて、皆さんはこれから、それぞれの新しい道を歩み始めます。就職する人、進学する人、その道は様々ですが、どの道に進むにしても、皆さんに伝えたいことがあります。
狭山工業高校で培った「誠実」な心、「創造」する力、「不屈」の精神、そして「和楽」を重んじる心を、これからの人生においても大切にしてください。
社会に出ても、「誠実」であることを忘れず、信頼される人であってください。
変化の激しい時代の中で、常に新しいものを生み出す「創造」の気概を持って挑戦し続けてください。
困難にぶつかっても、「不屈」の精神で粘り強く乗り越え、自分自身の可能性を信じてください。
そして、周りの人々との「和楽」を大切にし、感謝の気持ちを持って、豊かな人間関係を築いていってください。
今、社会は生成AIやロボット技術の急速な普及により、大きな変革期を迎えています。皆さんがこれから歩む社会は、これまでの常識が通用しない、予測困難な時代になるかもしれません。しかし、これは皆さんの可能性が無限に広がる時代でもあります。AIやロボットが担う役割が増えるからこそ、人間の持つ創造力や倫理観、そして問題解決能力がより一層重要になります。
皆さんに、世界中の人々に夢と感動を与え続けているプロ野球選手、大谷翔平選手の例を挙げたいと思います。彼は、ピッチャーとバッターの「二刀流」という、誰も成し遂げられなかった、まさに「創造」的な挑戦を続け、数々の困難にも「不屈」の精神で立ち向かい、世界トップレベルの選手となりました。そして、その活躍は、野球界だけでなく、世界中の人々に大きな希望と勇気を与え、社会に貢献しています。
皆さんが狭山工業高校で培った「ものづくり」の精神、すなわち、試行錯誤を繰り返し、粘り強く課題に取り組む力は、まさに新しい価値を探求し、「失敗を恐れずに挑戦する」ことと繋がります。大谷選手が常に自身の可能性を信じ、高みを目指し続けているように、皆さんもこれからも、新しいことへの挑戦を続け、たとえ失敗したとしても、それを次の成功の糧としてください。
そして、皆さんの持つ技術と情熱で、ぜひ「社会に貢献できる技術者」となってください。生成AIやロボット技術を使いこなし、あるいはそれらを生み出す側として、皆さんの工夫や努力が、誰かの生活を豊かにし、社会全体をより良い方向へと導く力となるはずです。「社会のレギュラー」として、それぞれの持ち場で存分に活躍してくれることを心から期待しています。
保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。これまで教職員一同、お子様のために全力で3年間向き合ってまいりましたが、お子様の成長を温かく見守り、支えてこられた保護者の皆様のご苦労は計り知れません。これまでの教育活動への御理解御協力と、本日、この日を迎えられましたことに、学校を代表し、心より感謝と敬意を表します。
結びに、卒業生の皆さんの輝かしい未来に、幸多きことを心から祈念し、私の式辞といたします。
令和8年3月10日
埼玉県立狭山工業高等学校長 田中 克典
明日は卒業証書授与式
明日(3月10日)に卒業証書授与式を控え、本日3月9日に予行を行いました。
本来、明日の卒業証書授与式内で行う表彰式を、時間の都合で本日の予行後に行いました。
・埼玉県教育委員会表彰(1名) ・産業教育振興中央会表彰(1名)
・埼玉県産業教育振興会表彰(各学科1名)
・関東甲信越地区機械工業教育研究会表彰(機械科1名)
・関東甲信越地区電気教育研究会表彰(電気科1名)
・全国電子機械教育研究会表彰(電子機械科1名)
・体育優良児童生徒表彰(2名) ・埼玉県高等学校文化連盟賞表彰(1名)
・全国工業高等学校長協会ジュニアマイスター顕彰(4名)
・埼玉県高校生専門資格等取得表彰(9名)
・3年間皆勤賞(9名)
明日はSTREAM教室
本日3月6日は、令和8年度入学者選抜の入学許可候補者の発表でした。
受検生の皆さん、お疲れさまでした。
本校の入学許可候補者となられた皆さん、おめでとうございます。
そして、来週10日(火)は、卒業式です。本日の午前中、会場の準備が行われました。
本日の午後は、明日から3回シリーズで開催される小中学生対象の「STREAM教室~ニュースで話題の半導体を利用したライントレースロボットを作ろう!」の準備が行われていました。教師役となってくれる模型部、メカトロ研究部、生徒会役員の皆さんが担当の先生方と一緒に準備を進めていました。3Dプリンタやレーザ加工機など最新鋭のデジファブ機器を活用した教室になる予定です。ご参加いただく小中学生の皆さん、楽しみにしていてください。明日の朝、お待ちしています。
※「STREAM教室」
STEM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)のそれぞれの単語の頭文字をとったもので、STEAM教育とはSTEM+Art(芸術・想像力表現力)の頭文字を加えたもの。
STREAM教育とは、STEAM+Robotics(ロボット工学)の頭文字を加えたもの。
全日本マイクロマウス大会でベストジュニア賞受賞
先日2月22日(日)に行われた「第46回全日本マイクロマウス大会」ロボトレース部門に本校電子機械科2年(メカトロ研究部)の生徒が参加し、高校生以下の参加者で全国1位の最速タイムで完走し、「ベストジュニア賞」を受賞しました。2年連続の受賞となりました。
大会(ロボトレース部門)の本校生徒・先生の競技動画はこちら
https://www.youtube.com/live/pUNHXwaAkx8?si=uB_4FQJzgG8UKmzi&t=2385(YouTube)
表彰式の動画はこちら
https://www.youtube.com/live/pVBAGXl68LQ?si=jEX8oNwAQFm2KPG_&t=26426(YouTube)
全日本マイクロマウス大会に本校生徒&先生が出場予定
冬季オリンピックが盛り上がっている中ですが、今度の週末2月22日(日)に東京工芸大学厚木キャンパスで開催予定の「第46回全日本マイクロマウス大会」ロボトレース競技に本校の電子機械科2年生1名と教員2名が出場します。
ロボトレース競技は、決められた時間内に黒地に白色のラインの周回コースをどれだけ早く1周できるかを競う競技です。出場予定の3名は、地区大会で完走させる条件をクリアして、今回の全国大会の出場となりました。
本校の生徒&先生方の活躍を期待しています。現地またはネット配信での応援よろしくお願いします。
(競技開始 2月22日(土)10:30~ 出走順 12~14)
「いまドキッ!埼玉」(1月24日放送分)の見逃し配信が始まりました!
※更新が遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。
先日1月24日に放映されました、本校のDXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)の取組みが紹介された 埼玉県の県政広報テレビ番組「いまドキッ!埼玉」(いまたま)ですが、YouTubeで見逃し配信が始まりました。ぜひご覧ください。
DXハイスクールに潜入!VR高所作業や3Dモデリングに翻弄されるカナイリポーター
【いまドキッ!埼玉】2026.1.24放送(YouTube埼玉県公式チャンネル(サイタマどうが))
1月24日(土)さやまエコフェスタに参加予定
1月24日(土)11:00~16:30、狭山市市民交流センターで行われる「さやまエコフェスタ~デコ活!でつなげる未来~」に本校が参加予定です。
詳しくはこちらのページ(さやま環境市民ネットワークのページ)をご覧ください。
1月19日(月)電気科課題研究発表
1月19日(月)、校内で電気科課題研究発表が行われました。
1月23日(金)には、機械科課題研究発表会(校内)、電子機械科課題研究発表会(狭山市市民会館)が行われる予定です。
1月24日(土)8時30分 テレ玉の番組で本校の取組みが紹介されます!
毎週土曜日の朝8時30分、テレ玉(地デジ3チャンネル)で埼玉県の県政広報テレビ番組「いまドキッ!埼玉」(いまたま)が放映されています。次回、1月24日(土)の放送では、本校のDXハイスクール(高等学校DX加速化推進事業)の取組みが紹介される予定です。ぜひご覧ください。
1月17日(土)堀兼冬まつり&オリーブ講演会
1月17日(土)、本校では2つのイベントに参加しました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
その1 「堀兼冬まつり2026」(狭山市堀兼公民館)
本校機械科課題研究SL班がミニ電車の運行を協力しました。
来場された小さなお子さんに多くご乗車いただきました。ありがとうございました。
その2 犯罪被害者等支援の会「オリーブ」講演会(狭山市市民交流センター)
本校電子機械科課題研究 狭紅茶(さこうちゃ)イベント班が協力させていただきました。
会場に来場された皆様に淹れ立ての狭紅茶を試飲していただき、来場者限定?パッケージの狭紅茶ティーバッグを配布させていただきました。
1月17日(土)2つのイベントに参加予定
今週末1月17日(土)、本校では2つのイベントに参加する予定です。お時間ありましたら、ぜひお越しください。
その1 「堀兼冬まつり2026」(狭山市堀兼公民館)
機械科のミニSL班が出展します。乗車体験できます。
詳細はこちらのページ(「堀兼冬まつり2026」狭山市ホームページ)をご覧ください。
その2 犯罪被害者等支援の会「オリーブ」講演会(狭山市市民交流センター1階 コミュニティホール)
狭紅茶(さこうちゃ)イベント班が協力します。
主催の一般社団法人犯罪被害者等支援の会「オリーブ」の代表理事である佐藤さんには、昨年7月15日の本校の非行防止教育で講師をしていただきました。
詳細はこちらのページ(「令和7年度狭山市犯罪被害者等支援委託事業講演会」狭山市ホームページ)をご覧ください。
令和7年度 第3学期始業式 校長講話
皆さん、おはようございます。令和8年、2026年のスタートにあたり、こうして元気な姿で皆さんとお会いできることを大変嬉しく思います。今年もどうぞよろしくお願いします。
昨年は皆さんが学業や専門技術の習得に励み、多くの成果を上げてくれました。各種コンテストでの優秀な成績や文化祭、部活動、地域イベントでの活躍は素晴らしかったと思います。
本校の校訓『誠実・創造・不屈・和楽』は、皆さんが社会で活躍する技術者となるうえでの大切な指針です。誠実さを持ち、創造的に取り組み、不屈の精神で困難に挑戦し、仲間と和やかに支え合う。この精神を日々大切にしてください。
昨年4月から本校は文部科学省の「DXハイスクール」に採択され、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進に取り組んでいます。12月25日には、埼玉県教育委員会主催の「探究活動生徒発表会」に工業3学科の生徒が参加し、ポスター発表や口頭発表を行い、他校との交流を深めました。
また、2学期の終業式で表彰しましたが、日本政策金融公庫主催の「第13回高校生ビジネスプラン・グランプリ」に出展した電子機械科の「狭紅茶」(さこうちゃ)のグループは全国ベスト100に選ばれ、12月26日にさいたま新都心の渋沢MIXにて開催された「北関東信越地区発表会 高校生ビジネスプラン・グランプリ『ビジグラ・フェス』」に招待されました。
この後も、毎週土曜日の朝8時30分から、地デジ3チャンネルのテレビ埼玉(テレ玉)で放送中の埼玉県広報番組「いまドキッ!埼玉」(いまたま)で、今月24日の放送で機械科課題研究のプロジェクションマッピングの取り組みが紹介される予定です。また、同じく今月末には工業3学科の課題研究発表会も予定されており、特に3年生がここまで取り組んできた課題研究の成果を楽しみにしています。
今年もICTを活用した探究的で文理横断的な学びを深め、未来の産業界を担う技術者としての基盤を築いてほしいと思います。さらに、環境問題やSDGsにも目を向け、持続可能な社会づくりに貢献できる人材となることも期待しています。
さて、今年は世界的に注目されるスポーツイベントが数多く開催される年です。2月にはミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが開催され、世界のトップアスリートが極限に挑みます。続いて3月にはWBC(ワールドベースボールクラシック)が開幕し、野球日本代表の活躍にも大きな期待が寄せられています。そして6月には、4年に一度のサッカーのFIFA北中米ワールドカップも開催されます。
モータースポーツにまで話を広げると、今年から自動車レースの最高峰、フォーミュラ1(F1)に日本のホンダが復帰し、イギリスのチームにパワーユニットを供給することになっています。地上波のテレビでもF1が見られるそうで、個人的にもホンダのF1復帰は非常に楽しみにしているところです。
これら国際的なスポーツの祭典は、体力だけでなく精神力やチームワークの大切さを私たちに教えてくれます。2学期始業式でお話しした、夏の甲子園で活躍した岐阜商業高校の横山選手や発明王トーマス・エジソン、本田宗一郎の言葉を思い出し、「挑戦する勇気」を持つことの大切さも忘れないでください。皆さんも日々の部活動や学校生活の中で、こうした精神を学び、挑戦を続けてください。
新しい年、新しい学期は、皆さんにとって成長のチャンスです。失敗を恐れずに挑戦し、仲間と切磋琢磨しながら前進してください。健康管理にも注意し、充実した学校生活を送りましょう。
特に3学期には、先ほど話題にしました課題研究発表会をはじめ、学年末試験や卒業式などの重要な行事が控えています。3年生は卒業後にそれぞれの道へ進みます。1・2年生の皆さんはその背中を見て、自分の夢や目標に向かって精進しましょう。皆さんの輝かしい未来を心から応援しています。
それでは、令和8年、2026年の新たな一歩を力強く踏み出しましょう。
令和8年 新年のごあいさつ
謹んで新春のお喜びを申し上げます。
旧年中は本校の教育活動に対し、保護者の皆様をはじめ地域の皆様、関係各位の温かいご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございました。
令和7年も、生徒たちは学業や専門技術の習得に励み、出場した各種コンテストで優秀な成績を収め、文化祭や部活動、地域貢献活動など多方面で活躍いたしました。加えて、本校は令和7年度から文部科学省の「DXハイスクール」(高等学校DX加速化推進事業)の採択校となり、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する教育環境の整備および新たな教育手法の導入に取り組んでおります。
12月25日には県教育委員会主催の「探究活動生徒発表会」において、口頭発表やポスター発表の機会をいただきました。
また、日本政策金融公庫主催「第13回高校生ビジネスプラングランプリ」に出展した「狭紅茶」(さこうちゃ)のグループは全国ベスト100に選ばれ、12月26日にさいたま新都心の渋沢MIXにて開催された「北関東信越地区発表会 高校生ビジネスプラン・グランプリ『ビジグラ・フェス』」で発表の機会をいただきました。
令和8年を迎え、スクール・ミッションである「『誠実・創造・不屈・和楽』を校訓とし、工業の専門教育を行う高校として、一人一人を大切にする学習活動等を実施し、誠実で創造性に富み、ものづくりを通してより良い未来を実現する技術者となる人材を育成する」という目標の達成に向け、日々の教育活動に努めてまいります。特に「DXハイスクール」の取組を継続し、専門的な外部人材の活用や大学等との連携を通じて、ICTを活用した探究的・文理横断的・実践的な学びを強化し、未来の産業界を担う力を育んでいきます。
生徒一人ひとりが自らの夢と目標を持ち、主体的に学び成長できる学校づくりに全力を尽くす所存です。保護者の皆様や地域の皆様には、引き続き変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、健康で実り多き一年となりますことを心より祈念いたしまして、新年のあいさつといたします。
令和8年1月
埼玉県立狭山工業高等学校 校長 田中 克典
「川越から埼玉のお茶アピール 紅茶フェス開催」埼玉新聞に掲載されました
12月13日(土)川越市・連馨寺で開催された「川越紅茶フェスティバルin連馨寺」に所沢商業高校と合同で本校の狭紅茶(さこうちゃ)イベント班が出展し、12月18日(木)の埼玉新聞の紙面で紹介されました。埼玉新聞社のWebサイトにも掲載されましたので、ご紹介いたします。
埼玉新聞社 高校受験ナビ
「川越から埼玉のお茶アピール 紅茶フェス開催」
令和7年度 第2学期終業式 校長講話
皆さん、おはようございます。
本日、令和7年度第2学期終業式を迎えました。今回は大きく3つのことについてお話ししたいと思います。
まず1つめです。私がこの4月に着任してから、皆さんの前でお話ししてきたことを振り返ります。
1学期始業式では、「初心忘るべからず」と「凡事徹底」についてお話しました。1学期終業式では、「百聞は一見に如かず」についてお話しました。
2学期始業式では、夏の甲子園で活躍した岐阜商業高校の横山選手や発明王トーマス・エジソン、本田宗一郎の言葉を紹介し、「挑戦する勇気」を持つことの大切さについてお話しました。この2学期を振り返って、皆さんはいかがだったでしょうか?
この2学期は大きな学校行事が多くありました。水泳大会、狭工祭、マラソン大会、修学旅行、球技大会など、どの行事でも皆さんは挑戦する姿を見せてくれました。どの行事も成功に終えることができたと感じています。先ほど表彰式がありましたが、学校行事やコンテスト、部活動の大会での好成績は、失敗を恐れず挑戦し、これで本当にベストかと自分たちに問い続けた結果だと思います。
これからも「挑戦する勇気」を大切にし、高校生活を送ってほしいと思います。
2つめです。皆さんにぜひ実践してもらいたいことがあります。
先日図書館から「読書案内2025」が配布されました。「狭工生に読んでほしい、先生たちのおすすめ本」というテーマで、私も一冊紹介しました。私は「新井紀子の読解力トレーニング」を紹介しましたので、ぜひ読んでみてください。
紹介したこの本の中に出てくるトレーニング法のひとつなのですが、定期考査や小テストの答案が返却されたら、必ず間違えた問題を自分で解きなおしてください。
間違いは理解不足のサインです。間違えたままにせず、しっかり理解を深めましょう。解きなおしても分からない問題は、担当の先生や友人に相談して解決してください。これにより理解度が高まり、知識の定着や活用につながります。
定期考査や小テストはその結果が成績の材料になりますが、何を理解できていて、何がまだ理解できていないかを確認するという目的もあります。定期考査の点数がどうだったかということも気になると思いますが、間違いを活かし、必ず「解きなおし」を実践してほしいと思います。
最後に3つめ、「道具は正しく使いましょう」という話です。
先週の薬物乱用防止教室で、埼玉ダルクの辻本様は「薬物乱用は治療薬を別の目的で使うことが始まり」と話してくださいました。
2年生は修学旅行で広島の原爆ドームや平和記念資料館を訪れ、戦争や核兵器の恐ろしさを実感したと思います。二度と同じ悲劇を繰り返してはいけません。
ここでお話しした2つの例に共通するのは、科学技術の悪用であるという点です。
少し話を変えます。皆さんが日常で使っているスマートフォンやタブレット、パソコンは「コンピュータ」の一種です。日本語では「電子計算機」と呼びます。世界初のコンピュータと言われるENIAC(エニアック)は、皆さんも「工業情報数理」の授業で学んでいると思いますが、「弾道計算」、つまり戦争で使う大砲の角度や火薬量を計算するために開発されたとされています。
また、今や皆さんも便利に使っているGPS(カーナビや地図アプリなど)も、もとは軍事目的で開発され、その後民間利用が認められたものです。
発展した科学技術は戦争や軍事に深く関わってきた歴史があることも知っておいてください。
さて、世の中には便利な道具がたくさんあります。特に近年注目されているのが「生成AI」です。皆さんの中にも使ったことがある、毎日のように使っている人もいるかもしれません。
しかし、この生成AIには正しい使い方があります。
生成AIが作る内容は必ず検証してください。時には事実と異なる情報が生成されます。検証なしにSNSなどに投稿したり、課題やレポートを丸ごと生成AIに任せて提出したりするのは間違った使い方です。
アイデアをもらったり、書いた文章の誤字・表現のチェックを頼むなど、「補助的に使う」ことが正しい使い方です。最終的な判断や責任は人間が持つべきです。
工業高校で科学技術を学び、ものづくりに取り組む皆さんには、常に「正しく科学技術を活用する」こと、「正しく道具を使うこと」を心がけてほしいと思います。そうすることで社会に貢献できる人間に成長してくれることを期待しています。
明日から冬休みです。冬季休業中の過ごし方については配布されるプリントをよく確認してください。特に事故や非行・犯罪に巻き込まれないよう、十分に気をつけてください。自転車はもちろん、バイクや車を運転するときも交通ルールを守り、交通事故を起こしたり巻き込まれたりしないようにしてください。自転車もバイクや車も道具です。正しく道具を使ってください。
新年1月8日の3学期始業式に、元気に皆さんとまたお会いできることを楽しみにしています。良いお年をお迎えください。
狭紅茶イベント班が高校生ビジネスプラン・グランプリでベスト100入り
第13回高校生ビジネスプラン・グランプリ(日本政策金融公庫主催)において、本校の電子機械科3年「狭紅茶イベント班」の応募したビジネスプラン「特・農・商・工連携 狭紅茶で世界に挑戦」が、高校生ビジネスプラン・ベスト100に選出されました。(主催者からのニュースリリース(PDF)、応募プラン数5,640件)
先日(12月11日)、本校において、表彰状とメダルが授与されました。
そして、ベスト100入りしたビジネスプランを12月26日(金)渋沢MIXで開催される「北関東信越地区発表会 「ビジグラ・フェス」で発表することになりました。
チラシ.pdf
渋沢MIX Webページ
日本政策金融公庫 セミナー Webページ
「ビジグラ・フェス」は、埼玉県を含む北関東信越地区6県の高校生・高専生によるビジネスプラン発表会で、全部で10プランが発表されます。
ぜひ、「狭紅茶イベント班」には頑張ってきてもらいたいと思います。
12月13日(土)「紅茶フェス」&「カルチャーフェス」
12月13日(土)、本校では2つのイベントに参加しました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
その1 川越紅茶フェスティバル(川越・蓮馨寺)
本校電子機械科狭紅茶(さこうちゃ)イベント班は、所沢商業高校とコラボレーションしてブースを出展しました。狭紅茶の試飲、販売や所沢商業高校が狭紅茶からつくったクッキーなどの販売を行いました。小江戸川越に観光にいらした方に多く立ち寄っていただきました。ありがとうございました。
その2 さやまカルチャーフェスティバル(狭山市市民会館)
毎年、この時期の恒例のイベントで、本校も協力しています。今年はインフルエンザの流行もあり、例年よりも来場者が少なかったようですが、それでも多くの方々にワークショップに立ち寄っていただきました。ありがとうございました。
機械科は「オリジナルコースターをレーザー加工機で作ろう!」のワークショップを行いました。
電子機械科は、「プログラミング体験 プロロでロボット制御」のワークショップを行いました。
また、狭紅茶イベント班は、「狭紅茶パッケージ制作」のワークショップを行いました。
12月13日(土)2つのイベントに参加予定
明日12月13日(土)、本校では2つのイベントに参加する予定です。お時間ありましたら、ぜひお越しください。
その1「さやまカルチャーフェスティバル」(狭山市市民会館)
すでに12月4日の投稿でご案内しております。
詳細はこちらのページ(12月13日「さやまカルチャーフェスティバル」に出展します)をご覧ください。
その2「第5回川越紅茶フェスティバル」(蓮馨寺・川越市連雀町7-1)
狭紅茶(さこうちゃ)イベント班が出展します。
詳細はこちらのページ(Instagram 川越紅茶フェスティバル)をご覧ください。