お知らせ

ようこそ、狭山工業高校 ホームページへ

校長 田中 克典

 本校は1962年(昭和37年)に開校し、本年2026年(令和8年)に創立65周年を迎える工業高校です。機械科、電気科、電子機械科の3学科を設置し、これまでに12,000名以上の卒業生を輩出してきました。卒業生たちは、さまざまな分野で社会の第一線を担い、ものづくりや技術革新を通じて日本の産業を支えています。

 本校のスクール・ミッションである「『誠実・創造・不屈・和楽』を校訓とし、工業の専門教育を行う高校として、一人一人を大切にする学習活動等を実施し、誠実で創造性に富み、ものづくりを通してより良い未来を実現する技術者となる人材を育成します。」を達成できるよう、日々の教育活動に取り組んでいます。

 特に未来社会を見据えた取り組みとして、「SDGs」や「Society 5.0」といった課題に対応できる人材育成に力を入れています。日本の「ものづくり」を基盤に、これからの社会を支える技術者の育成に全力で取り組んでいます。

 本校の主な特色は、次の通りです。

1 高い進路実現率と資格取得支援

 本校では、生徒一人ひとりが希望する進路を実現できるよう、きめ細やかな進路指導を行っています。就職希望者の内定率は毎年100%を達成しており、2025年度(令和7年度)には4,500件以上の求人が寄せられるなど、高い実績を誇ります。近隣の工業団地をはじめ、優良企業からの求人が多く、生徒たちは安定した就職先を確保しています。また、進学希望者には大学等の指定校推薦枠が豊富に用意されており、進路選択の幅が広がっています。さらに、国家資格取得を目指した補習や実習も充実しており、技能分野では高度技能熟練者を招へいし、専門性の高い技術指導を行うなど、高度な技術を習得できる環境を整えています。出場している工業系のコンテストでは、全国大会や関東大会で上位入賞を果たすなど、輝かしい実績を上げています。

2 活発な部活動と地域貢献

 本校には工業系を含む19の部活動があり、生徒たちはそれぞれの分野で熱心に活動しています。ロボットやエコカー製作に取り組む工業系の部活動をはじめ、運動部、文化部ともに地区大会・コンクールで好成績を上げています。また、地域活動にも積極的に参加し、課題研究の授業で製作したミニSLの乗車体験イベントや、地元特産の狭山茶を電子制御で発酵させた「狭紅茶」(さこうちゃ)のプロジェクトは、多くのメディアに取り上げられています。これらの活動を通じて、生徒たちは技術力だけでなく、地域社会とのつながりや協調性を育んでいます。

3 充実した施設と快適な学習環境

 本校には、最新の設備を備えた実習棟があり、工業の授業や補習を中心に最適な環境を提供しています。2025年度(令和7年度)から文部科学省の高等学校DX加速化推進事業(通称「DXハイスクール」)に採択され、3Dプリンタやレーザー加工機などの「デジタルファブリケーション」(デジタルものづくり)機器を数多く導入し、活用しています。また、2020年度(令和2年度)に改修された清潔で快適なトイレや、合宿所として利用可能なセミナーハウスなど、生徒たちが安心して学べる学校環境が充実しています。これらの最新設備を活用した教育活動を通じて、実践的な知識と技術をしっかりと身につけることができます。

 本校では、生徒一人ひとりが自身の可能性を信じ、夢を実現するための舞台を提供することを目指しています。教職員一同、生徒が自分自身の力を最大限に発揮し、社会で活躍する力を身につけられるよう全力でサポートしています。地域や時代のニーズに応じた教育を行い、日本の産業を支える人材を輩出し続けています。未来を見据えた教育を実践し、生徒たちと共に新しい時代を切り拓いていきます。

 ぜひ本校ホームページを通じて、狭山工業高校の教育内容や学校生活の魅力を感じ取ってください。

令和8年度 校長だより

令和8年度 校長だより

8月23日(日)狭山市立博物館「ライントレースロボットをつくろう!」

(更新・報告が遅くなりました)

8月23日(日)狭山市立博物館の夏期企画展「―ものづくりの街 さやま― つくる・はこぶ・あそぶ クルマ展」関連イベント・ワークショップ「ライントレースロボットをつくろう!」が開催され、本校の生徒が講師として協力しました。

当日は10名の小学生に集まっていただき、ロボットの完成に3時間以上もかかってしまいましたが、熱心に取り組んでいただきました。ご参加いただいた小学生・保護者の皆様、ありがとうございました。

詳細は、狭山市立博物館のWebページ(学芸員ブログ)で紹介していただいています。

「夏期企画展イベント「ライントレースロボットをつくろう!」を開催いたしました!」

また、狭山市役所のSNS(FacebookX)でも紹介記事を投稿いただきました。

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令和8年度 第2学期始業式 講話

皆さん、おはようございます。

はじめに、8月に発生した「千葉豪雨」、そして7月に発生した「熊本地震」で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。8月末には北陸地方や埼玉県内でも豪雨による被害が出ています。皆さんの中にもご親戚など関係者がいらっしゃるかもしれません。心よりお見舞い申し上げます。被災地の皆様が、一日も早く落ち着いた生活を取り戻せるよう、心から願っております。

さて、1学期の終業式の際、校長の私から皆さんへ、一番の宿題であり、絶対にお願いしたいことを伝えました。覚えているでしょうか。

それは、「9月1日の2学期始業式に、全員が元気な姿で、再びこの場所に揃うこと」でした。

夏休み中、大きな事故などの報告はなく、皆さんが安全に過ごし、こうして令和8年度第2学期の始業式を迎えられたことを、大変嬉しく思います。

狭山工業高校65年目となる第2学期のスタートにあたり、少しお話しさせていただきます。

この夏、狭山市立博物館では特別展「─ものづくりの街 さやま─ つくる・はこぶ・あそぶ クルマ展」が開催されています。この特別展では、普段学校で学んでいる自動車に関する技術はもちろん、自動車工業の歴史、さらには最新技術の紹介がされています。普段はボディの中に隠れている実際の自動車部品や模型を間近に見ることで、「百聞は一見に如かず」の重要性を実感できる内容です。機械研究部のエコカーの映像も流れています。今週末の9月6日日曜日まで開催されていますので、ぜひ足を運んでもらいたいと思います。新たな発見や学び、未来への夢がいっそう広がることを期待しています。

 この特別展でも紹介されていますが、ここ狭山市は、本田技研工業株式会社・ホンダの埼玉製作所狭山工場が1964年に誘致されたことをきっかけに、自動車工業が市のまちづくりに大きく貢献してきました。狭山工場ができた同じ時期に開校した本校・狭山工業高校は、地元のものづくり人材の育成を強く期待され、現在もその重要な役割を担い続けています。今年度の本校への求人数は、過去最高だった昨年度を超え、実に5,000件を超える規模となっています。

 1学期の終業式でもお話ししましたが、皆さんは、今の時代が心から必要としている「金の卵」です。工業技術者の不足は日本だけでなく世界的に深刻化しています。そんな中で、皆さんが狭山工業高校の生徒として身につけた技術や知識は、社会の最前線で大いに期待されているのです。このことに自信を持ち、自分自身の能力を信じてください。皆さんが「ここで学んでいる意味」は、単に資格や技術を得ることだけではなく、「皆さんが未来をつくる力を持っている」という証なのです。特に3年生の皆さん。この2学期は入社試験や入学試験など、人生の大きなターニングポイントとなる進路選択のイベントが控えています。企業や社会は、皆さんという「確かな技術を持った人材」を、心から待ち望んでいます。準備を怠らず、自信をもって挑みましょう。

 さて、そのホンダ狭山工場ですが、2021年まで主に四輪車の製造を行っていました。シビック、アコード、オデッセイ、ステップワゴンなど、皆さんもよく知る名車がここで製造されてきたのです。その後、部品生産を2年前の2024年まで続けていましたが、現在は工場としての機能は停止しています。かつての工場の建物はすべて解体され、現在は更地になっています。しかし、新聞記事によると、この跡地は今後、EV(電気自動車)などに搭載される最先端のバッテリーを製造する工場に生まれ変わるそうです。自動車の「電動化」という時代の変化に合わせて、狭山工場も新しくリニューアルされるのです。

 自動車の電動化とは、内燃機関(エンジン)中心の従来の技術から、電気モーターとバッテリーを中心とした「新しい技術体系」へ移行することを意味します。自動車は、あらゆる専門分野の技術が集まってできています。本校の設置学科に当てはめて考えると、これまでは「機械科」で学ぶ内容が多くを占めていましたが、今後は電動化に合わせて、「電気科」や「電子機械科」で学ぶ内容がますます増えていくことになります。

 いろいろな専門分野が集まって、1つのものをつくる。これは自動車に限りません。世の中のすべての工業製品がそうなっています。1つの目的に向けて、それぞれの専門分野の技術をどのように組み合わせ、調整していくか。その知恵を結集して完成させているのです。

 これからの社会は、AI(人工知能)やIoTなどの急速な技術の進展により激しく変化し、多様な課題が生じていきます。そうした課題を解決するためには、専門学科や文系・理系といった枠にとらわれず、それぞれが得意とすることをベースにしながら、様々な情報を統合し、新しい価値を創造していく力が求められます。

 狭山工業高校には3つの専門学科があり、それぞれに得意分野があります。皆さんの中には、自分の専門学科で学ぶこと以上に、他の分野に興味や強みを持っている人もいるかもしれません。このように、異なる得意分野や興味を持つ仲間が集まっている狭山工業高校こそ、これからの社会で求められる「協働する力」を育む、最高の環境です。ぜひ、互いの違いを強みに変え、新しいことに挑戦していきましょう。

 10月に予定されている文化祭「狭工祭」では、専門学科やクラスの枠を超えた素晴らしい企画が準備されていると聞いています。昨年以上に、素晴らしい企画になることを期待しています。地域に求められ、地域に育てられてきた65年目の狭山工業高校の力を、地域の方々に見ていただける最高の機会です。多くの方に足を運んでいただけるよう、しっかり準備をしていきましょう。

2学期は、「狭工祭」をはじめ、水泳大会、修学旅行、地域イベントへの参加、各種コンテストなど、様々な行事が集中しています。3年生の「課題研究」もいよいよ力が入る時期です。これらの取組みは、それぞれ異なる強みを持つ仲間とのコミュニケーション力や責任感を身につける重要な場です。皆が協力し合って一つの目標に向かう経験は、社会人になってからも必ず皆さんの力になります。

 校訓である「誠実」「創造」「不屈」そして「和楽」を、いま一度心に刻んでください。そして、いつも話している「凡事徹底」と「初心忘るべからず」です。

 夏休み中の経験を活かし、モチベーションを新たにして、2学期の学びに臨んでください。積極的に参加し、失敗を恐れずチャレンジしてください。皆さんの可能性は、どこまでも広がっています。

最後に、夏休み明けは気持ちが不安定になる人も少なくないようです。もし不安なことやわからないことがあれば、一人で抱え込まず、周囲の先生や家族に相談してください。皆さんは一人ではありません。この学校には、皆さんが悩んだ時に必ず力になってくれる先生方や、相談窓口があります。どんなに辛い時でも、必ず出口はあります。命の大切さを心に留め、助けを求める勇気を持ってください。

皆さん一人ひとりが、自分の持つ力と価値を信じ、切磋琢磨することを心から願っています。規則正しい生活を心掛け、日々の授業や実習に全力で取り組めるよう、体調管理にも気をつけてください。 

それでは、第2学期も一緒に頑張りましょう。

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狭山市立博物館「ものづくりの街さやま つくる・はこぶ・あそぶクルマ展」

現在、狭山市立博物館では夏の企画展「ものづくりの街さやま つくる・はこぶ・あそぶクルマ展」が開催中です。


今回、本校の機械研究部が取り組んでいるエコカーコンテストについて、パネル展示と映像紹介をしていただいています。

クルマの仕組みや狭山市に根付くホンダの貴重な展示物もあるので、小中学生だけでなく、自動車工学を学ぶ工業高校生にも見てもらいたい企画展です。


企画展は来月9月6日までです。
期間中の8月23日日曜日には、本校生徒が教えるライントレースロボットをつくろう!ワークショップでも協力予定です。
ぜひ、この夏は狭山市立博物館へ!

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8月1日「高等学校ロボット相撲選手権2026 関東選手権」

8月1日、「高等学校ロボット相撲選手権2026 関東選手権」(イオンモール株式会社主催)が、川口市のイオンモール川口前川で開かれ、本校のメカトロ研究部から500グラム級のラジコン型部門に1台、同じく500グラム級の自立型部門に3台が出場しました。それぞれの部門の上位2台は、12月に両国国技館で行われる全国(世界)大会への出場権を得ることができます。結果は、自立型部門の1台が初戦を勝利しましたが、残念ながら全国大会の出場権を得ることはできませんでした。

8月30日(日)に「高校生ロボット相撲大会2026」の関東地区予選会(東京工芸大学 厚木キャンパス)に向けて取組み、リベンジしてほしいと思います。

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8月1日「高校生エコカーコンテスト」

8月1日(土)、「第25回高校生エコカーコンテスト」(埼玉新聞社、テレビ埼玉主催)が鴻巣市糠田の関東工業自動車大学校で開かれ、本校機械研究部のマシンも参加しました。今回は残念ながら、上位に入賞することはできませんでしたが、午前、午後、それぞれの試走とも完走することができ、しっかりと記録を残すことができました。

エコカーコンテストの結果は、8月2日付の埼玉新聞で紹介されました。(Web版の記事

また、8月31日(月)16時30分からテレ玉の情報番組「マチコミ」で紹介される予定です。

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